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ブランドバッグを修理したい

ブランドバッグを修理したい

オフ 投稿者: zenken

ブランドバッグは高価な買い物ですから、できるだけ長く使いたいと思うのは当然です。
しかし、どんなに丁寧に扱っても、使っているうちに角がこすれたり、汚れがついたりすることは避けられません。
そんなときには、自分で修理することができる症状もあります。
ここでは、ブランドバッグの角の軽いこすれや軽い汚れ、ベタつきに対処する方法を紹介します。

軽いこすれ

角の軽いこすれは、バッグ用の色補修剤やコーティング剤を使って修復することが可能です。
色補修剤は、バッグの素材や色に合わせて選びます。コーティング剤は、色補修剤を塗った後に上から塗って、色落ちや再汚染を防ぎます。
色補修剤やコーティング剤は、専門店やネットで購入することができます。
使用方法は、製品によって異なりますので、必ず説明書を読んでから行ってください。

軽い汚れ

軽い汚れは、バッグ用のクリーナーやクロスを使って拭き取ることができます。
クリーナーは、バッグの素材に合わせて選びます。クロスは、柔らかくて清潔なものを用意。クリーナーをクロスに少量つけて、汚れた部分を優しく拭きとりましょう。
拭き終わったら、乾いたクロスで水分をふき取ります。クリーナーやクロスは、色補修剤やコーティング剤と同様に、専門店やネットで購入することができます。

ベタつき

何年も使わずクローゼットやタンスに放置したバッグに起こりやすいベタつき。
原因は湿気で、バッグの素材に多い塩化ビニル樹脂が水分と反応し、分解作用を引き起こす加水分解と呼ばれる症状です。
ブランドバッグは湿度の低い欧州で作られているため、高温多湿の日本を考えて作られていません。
そのため、湿度には気を付ける必要があります。
触ってみて少しべたつく程度であればリペア可能かもしれません。ネットショッピングで購入できるコロニルがおすすめです。
きめ細かい泡状のスプレータイプなので、まんべんなく塗ることができます。
ただし、ぽろぽろと剥がれ落ちるほどの状態だと素人のリペアでは余計に悪化するので、やめておきましょう。

カビ

ブランドバッグにカビが生えてしまうことがあります。高温多湿な日本だとカビは注意したいところです。
カビが生えやすいバッグはよく使いこまれていたものより、あまり使っていないものに多く見られます。
カビを見つけた場合、乾いた布で目に見えるカビを拭き取っていきましょう。
注意点としてはゴシゴシこするのではなく、サッと拭き取っていくようにしてください。
また、カビのついている布部分を触れないように、一拭きごとに布を持ち変えて拭き取っていきます。
目に見えるカビを拭き取ったら、革用のクリーナーで磨くようにしましょう。その際は必ず使っても問題ないか確認してください。

以上の方法で、ブランドバッグの角の軽いこすれや軽い汚れ、ベタつきを自分で修理することができます。
しかし、これらの方法はあくまでも応急処置です。深い傷やひどい汚れ、破れやほつれなどは自分では直せませんし、かえって悪化させる可能性もあります。
そういう場合には、プロに任せるのが最善です。ブランドバッグのメーカーや正規代理店に修理依頼をするか、バッグ修理専門店に相談してみましょう。

プロの業者に依頼する

大切なブランドバッグの修理は、専門のリペアショップやブランド公式の修理サービスを利用することが安心です。
各ステップを行う前に、常にバッグのケアインストラクションを確認し、目立たない部分でテストを行ってから全体に使用することが重要です。
また、特に高価で大切なブランドバッグの場合、専門の修理サービスに相談することをおすすめします。

自分で修理する際に守ること

ブランドバッグは高価な買い物ですから、長く使いたいと思うのは当然です。しかし、使っているうちに傷や汚れがついてしまうこともあります。
ここでは、自分で修理する際に守るべきことを紹介します。

専用の物を使う

まず、革バッグ専用のものを使うことが大切です。一般的な洗剤やクリーナーは革にダメージを与える可能性があります。
革バッグの種類に合わせて、専用の洗剤やクリームを選びましょう。
例えば、スムースレザーなら中性洗剤や乳化クリーム、スエードやヌバックならブラシやスプレーがおすすめです。

やわらかい布を使う

次に、やわらかい布を使うことも重要です。硬い布やタオルは革を傷つける恐れがあります。コットンやマイクロファイバーなどの柔らかい布で、優しく拭き取りましょう。
また、水分は革に悪影響を及ぼすことがあるので、濡れた布は使わないようにしてください。
乾いた布で汚れを落とせない場合は、少量の水を含ませてから絞ってから使います。

以上のように、自分で修理する際に守るべきことは、革バッグ専用のものを使うことと、やわらかい布を使うことです。
これらを守れば、ブランドバッグを長持ちさせることができます。

ブランドバッグを長く愛用するには

ブランドバッグは高価な買い物ですから、長く愛用したいものです。しかし、ブランドバッグにも様々な素材やデザインがあり、それぞれに適したメンテナンス方法があります。
ここでは、ブランドバッグのケア方法と、雨や水に濡れた際のお手入れ方法を紹介します。

ブランドバッグのケア方法

ブランドバッグのケア方法は、素材によって異なります。一般的には、以下のようなポイントに注意してください。

・汚れやほこりを定期的に柔らかい布やブラシで拭き取る。
・直射日光や高温多湿な場所を避けて保管する。
・型崩れを防ぐために、中に詰め物を入れて形を整える。
・色移りを防ぐために、他のものと一緒に入れない。

素材別のケア方法は以下の通りです。

レザー

レザーは水分や油分に弱い素材です。汚れたら、乾いた布で軽く拭き取ります。水や汗で濡れたら、すぐに柔らかい布でふきとり、陰干しします。乾燥やひび割れを防ぐために、定期的に専用のクリームやオイルで保湿します。

キャンバス

キャンバスは比較的丈夫な素材ですが、色落ちやシミに注意が必要です。汚れたら、中性洗剤を薄めた水で軽く拭き取ります。水や汗で濡れたら、すぐに柔らかい布でふきとり、陰干しします。色落ちを防ぐために、漂白剤や塩素系洗剤は使わないでください。

ナイロン

ナイロンは水や汚れに強い素材ですが、摩擦や引っかけに注意が必要です。汚れたら、中性洗剤を薄めた水で軽く拭き取ります。水や汗で濡れたら、すぐに柔らかい布でふきとり、陰干しします。摩擦や引っかけを防ぐために、鋭利なものと一緒に入れないでください。

雨や水に濡れた際のお手入れ方法

雨や水に濡れた際のお手入れ方法は、素材別のケア方法と同じですが、以下の点に特に注意してください。

・水分をすぐに拭き取る。
・乾かす際は直射日光を避ける。
・型崩れしないように形を整える。
・色移りしないように他のものと離す。

以上がブランドバッグを長く愛用するためのメンテナンス方法です。ブランドバッグは大切な投資品ですから、適切なお手入れで美しく保ちましょう。

ブランドバッグの収納方法

ブランドバッグは高価な買い物ですから、長く使えるように保管方法に気を付けたいものです。
しかし、どのように保管すれば良いのでしょうか?ここでは、バッグの保管において注意すべきポイントを紹介します。

汚れはしっかり落としておく

バッグの汚れは放置しないことが大切です。汚れたまま保管すると、カビやシミの原因になります。
また、油分や汗などが染み込んだままだと、バッグの色が変わったり、革が劣化したりする可能性があります。そのため、使用後は柔らかい布で汚れを拭き取り、乾いた布で水分をふき取ってください。
特に革製のバッグは、定期的に専用のクリーナーやクリームでお手入れすることがおすすめです。

風通しの良い場所に保管する

バッグを保管する場所は、風通しの良い場所で湿気を逃すことが重要です。
湿気が多い場所では、カビや臭いの発生を防ぐために、乾燥剤や防カビ剤を一緒に入れると良いでしょう。
また、バッグを重ねて置くと型崩れや色移りの原因になるので、できるだけ一つずつ置くか、収納用の袋や箱に入れることが望ましいです。
袋や箱を使う場合は、通気性の良い素材のものを選んでください。

ホコリや紫外線を避ける

ホコリや紫外線からバッグを守ることも忘れてはなりません。
ホコリはバッグの表面に付着すると傷やシミの原因になりますし、紫外線はバッグの色あせや劣化を早めます。
そのため、直射日光の当たらない場所で保管し、ホコリがかからないようにカバーをかけるか袋に入れることが必要です。

収納場所の除湿

収納場所を除湿することが必要です。湿気が多いと、カビや臭いの原因になります。
除湿器や乾燥剤を使って、湿度を40~60%程度に保ちましょう。また、直射日光や熱源は避けて、風通しの良い場所に置きます。

新聞紙や不織布などを詰めておく

新聞紙や不織布などを詰めることがおすすめです。これは、型崩れやシワを防ぐためです。
バッグの中には新聞紙やエアパッキンなどをふんだんに入れて、形を整えます。
外側には不織布やタオルなどを巻いて、ほかのバッグとの摩擦を防ぎます。ただし、色移りする可能性があるので、白いものや無地のものを選びましょう。

適度に間隔で立てて保管する

適度な間隔で立てて保管することがポイントです。重ねてしまうと、下になったバッグがつぶれたり傷ついたりする恐れがあります。
できれば、一つ一つ専用の箱に入れて、立てて収納します。また、定期的に空気にさらして、湿気や臭いを取り除きます。

以上、ブランドバッグにおける「保管」の重要性と注意点をご紹介しました。バッグは大切な財産ですから、適切な保管方法で長く愛用しましょう。